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若者と地域の共存を目指した活動を企画01 ~文化財を活用して東金市に地域独自の観光コンテンツを創り出そう!~

特集

2023.03.13

観光メディア制作aでは、2023年の1月21日、22日、八鶴館、文化財カフェ?サントス(以下、サントス)と行った東金市にある文化財を活用し、『7200秒の東金フィルム–光と映像で時を超えて–』(東金商工会議所主催)という映像祭を企画し実施しました。
本映像祭は、観光庁「地域独自の観光資源を活用した地域の稼げる看板商品の創出事業」の一環として実施しています。学生たちは、企画の段階から、東金市及び東金商工会議所と連携を図り、多くのアイデアを紡いできました。そうした活動の中で企画された案が上記の事業として採択されました。採択後も、具体的な企画の推進方法や運営方法などについて、<まちなか先生>と称する地域で活躍している人材とともに立案検討をおこなっています。
そうした活動について、学生からの報告を、今回の企画の軸となる「企画?運営」「食」「演出」「広報」に分類し、四回に渡りご紹介したいと思います。
今回は、イベントの全体の流れとともに「企画?運営」という軸で活動したメンバーからの報告です。

まちなか先生に向けての中間報告会後にみんなで記念撮影をしました

○ 観光学部3年 小泉 凪

今回の映像祭『7200秒の東金フィルム–光と映像で時を超えて–』は、私にとっては東金市で関わる初のイベントとなりました。そのため、約半年間をかけて、地域の魅力探しから始まり、交通の便の調査や、地域住民の方々の想いなど、東金という地域を多方面から知ることとなりました。

今回のイベントの「企画」にあたっては、地域の方々に<まちなか先生>となってもらい、地域のことを教えてもらったり、<まちなか先生>と交流をしたりする過程で、アイデアをイベントへと昇華させていきました。とくに、こうした交流を通して、「「東金らしさ」を活かすことが、観光を盛り上げる鍵となる」ということを実感しイベントの核とすることとしました。最初は、ターゲットを絞らず「万人受けするイベントを実施したい!」という意見もあったのですが、そうではなく、「東金でやるからこそ輝く、意味のあるイベント」を目指して、試行錯誤しながら計画をしていきました。

そうした目標が決まったあとも、60人規模のチームで進めた今回の「企画」は、すれ違いがあったり、共有不足でまとまらなかったりと、課題も常時ありました。しかし、今回の企画が、「地域の方々との共同作業ということもあり迷惑をかけられない」ということや「実際に誘客をする活動である」ということが、良い意味でプレッシャーと緊張感になって自分たちの活動をやり切る力につながっていたのだと思います。
最後になりますが、今回、繋がりが持てた地域の方々と、今後も地域の観光を盛り上げていきたいです。

授業開始当初はチームごとの会議でも「どうやって意見を集約するか?」から議論しました

まちなか先生に向けた中間報告会ではいろいろなご指導をいただきました

○ 観光学部3年  石田 茜音

今回のプロジェクトは、学生自らが、一から企画したイベントを地域の方々に提案をすることからスタートしました。
私は、「企画」のチームリーダーを務め、とくに、イベント会場と設定した東金市の文化財である八鶴館やサントスで放映する映像収集に力を入れました。

まず、映像祭の「「東金らしさ」をもっと知ってほしい」というテーマを実現させるため、観光メディア制作bという他の授業を履修している学生が制作した東金市内にある飲食店の方々へ実施したインタビュー記録映像の放映や若い人にも東金市の伝統芸能を知ってもらうための活動として東金ばやしの生演奏を提案しました。また、映像祭を盛り上げるためにも、まちの駅ネットワークが主催する『ふるさとmini動画大賞』とコラボすることも検討し連携を図りました。

とくに、私が注力したのは、東金ばやしの演奏活動をしている団体?い若会との連携作業でした。
出演依頼をするにあたり、12月18日に東金文化会館で実施された『まい?舞?はやしフェスタ22』に足を運び、実際に演奏を聴くこととしました。私たち自身が、東金市の伝統芸能を知り、その魅力に気づくことから始めないといけないと思ったからです。そうした活動や自分達の想いを伝え出演依頼をし、い若会の方々から出演の承諾を頂いた際は、とても嬉しく思いました。
その後も、先方との打ち合わせや演奏会場の選定、当日の段取りも学生が行い、私たちの企画が少しずつかたちになっていきました。そして、演奏当日を迎え、お囃子の演奏を目の前にし、観客が演奏にくぎ付けになっている様子を見て、これまでにない達成感を感じました。
こうした達成感を味わうことで、本当の意味での「「観光」を活用した地域創生とは何か?」ということについて深く考えさせられたように思います。また、地域の方々と関わりプロジェクトを達成する意味もわかりました。
今回の企画にご協力してくださった皆様にはこの場を借りて感謝申し上げます。

映像祭で展示した映像に「昔の自分が映っていた!」と言っていたお客様がいて、その場にいた皆で驚きました!

イベント内でい若会さんが演奏しだした途端、皆が立って写真を撮り始めました!

○ 観光学部3年 當銘 美波

私は、イベント当日の「運営」について、全体管理をするチームに所属しました。イベント当日の学生スタッフの配置の検討、当日の運営マニュアルの検討などが主な仕事です。私は担当しませんでしたが、当日までの学生スタッフの動きなどスケジュールを管理することや当日の必要備品の管理なども同じチームの仕事でした。

私は、具体的には、駐車場の確保や管理方法の検討が主な仕事でした。イベントを運営していく中で、どれだけの誘客が見込めるかわからなかったのですが、車で来る人もいるだろうということで、当日までの間に、最福寺の住職に、駐車場をお借りする依頼をし、快くお引き受けいただきました。ただ、駐車場を借りたものの、どのように駐車場への車の誘導をすればいいのかわからず、当日を迎えてしまい、開催日1日目は誘導をうまくできなかったこともありました。館内での受付も同様だったようです。そこで、イベントの1日目が終了した時点で、会場内の受付の接客の流れや、駐車場案内で直した方がいいところなど、2日目の開催日に各担当になっている学生スタッフに共有をし、同じ失敗をしないよう心がけていきました。おかげで、2日目は焦らずお客様の誘導ができました。
また、イベント会場内では映像放映に使う機材が足りなかった箇所も出てきて焦ったりしていましたが、<まちなか先生>の協力もあり、なんとかそうした課題を乗り越え無事に2日間のイベントが終えることができました。

今回イベントの反省点は、「運営」チームと各チームとの共有を潤滑にできなかったことです。「運営」チームが率先して連絡ができていなかったからだと思います。こうした反省点を活かし、何をする際にも「自分ごととして責任を持つ」ことを心がけ、今後のゼミ活動に活かしていきたいと思います。とくに、「活動の流れの共有し、課題を事前に把握すること」を早めから取り組んでいきたいと思います。
今回は、本当に貴重な経験ができました。ありがとうございました。

イベント終了後に地域の方に自分たちの課題を共有するとともにお礼を述べました