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フィールドスタディ:黒澤ゼミが気仙沼の観光振興のためのフィールドワークとプレゼンテーションを行いました

国際アドミニストレーション研究科

2023.03.26

※この日本語記事は、黒澤ゼミの王静云さんが執筆しました。

※黒澤ゼミの黄敏涛さんが書いた英語記事はこちらから:



2023年3月11日と3月12日の2日間にわたり、滚球体育_中国体育彩票app下载推荐-【官方认证】大学院国際アドミニストレーション研究科の黒澤武邦准教授とそのゼミ生が、気仙沼DMOプログラムならびに観光データサイエンス活用の視察に加え、観光振興のためのプレゼンテーションを行いました。

まず、3月11日土曜日の朝、滚球体育_中国体育彩票app下载推荐-【官方认证】大学院国際アドミニストレーション研究科から4人 (黒澤武邦准教授、小松悟朗准教授、黄敏涛、王静云)が、東京から新幹線などを乗り継ぎ気仙沼市へ向かいました。

1日目である3月11日には、気仙沼駅に着いてから、観光情報所に地図と案内を取りに行きました。そして沿道で気仙沼市の店舗、道路の災後復興についてフィールドワークを行いながら、震災写真や復興過程の写真を展示する店舗も訪問しました。


1日目のフィールドワークの様子
 

3月11日の午後には、気仙沼仕事創出プロジェクトの代表である茂木正光氏と合流し、一緒に南気仙沼駅から気仙沼仙線BRTを体験し、大谷海岸でフィールドワークを行いました。

大谷海岸駅の産直コーナーでは気仙沼の海産物、特産物が並びました。飲食スペースでは、地元の新鮮な海鮮料理も楽しむこともできます。食事を楽しみながらガラス越しに外の海の景色も楽しむことができます。また、大ヒットアニメ『すずめの戸締まり』の出る場所の一つとしての道の駅大谷海岸には多くのPR看板も出ていました。


気仙沼の海産物、特産物が並ぶ大谷海岸駅の産直コーナー
 


近年、フードツーリズムという?葉が頻繁に聞かれるようになっています。新しい誘客誘致と地域の活性化のための試みとして全国各地で推進されています。気仙沼港は日本の有名な漁港、フードツーリズムから当地の経済の発展を推進することができると思いました。3月11日の夜は、気仙沼の地元の食材を使った料理と観光振興の現状視察を行いました。


気仙沼港は日本の有名な漁港、フードツーリズムから当地の経済の発展を推進することができる
 


2日目である3月12日、一行は一般社団法人気仙沼地域戦略 (気仙沼DMO: Destination Marketing/Management Organization) の理事?事務局長である小松志大氏を訪れ、気仙沼市観光戦略会議を行いました。プレゼンテーションは、9時半から12時まで行われました。

黒澤ゼミからは、黄敏涛さんと王静云さんの2人を中心に、2グループを分かれてプレゼンテーションを行いました。現地を訪れた2人以外はオンラインでプレゼンテーションに参加しました。大学院生の発表では、主に気仙沼の海外での知名度やインバウンド観光客誘致策をめぐって議論がなされました。

大学院生による発表ののち、小松志大氏による気仙沼DMO視察プログラムが行われました。小松志大氏からは、気仙沼市地域の経済、商品開発やクルーカードの状況など、さまざまな観光振興への取り組みが説明されました。


大学院生によるインバウンドの現状分析と観光振興に関するプレゼンテーションののち、
小松志大氏による気仙沼DMO視察プログラムが行われた
 

 


気仙沼駅から一ノ関駅までのPokemon電車の体験
 

今回のフィールドワークでは、地域活性化を推進することを目的として、現地店舗との交流を通じて、東日本大震災の気仙沼の情報を収集し、気仙沼の現状を把握できました。。今回の視察により、フードツーリズムが気仙沼の振興に大きな役割を果たすことが確認できました。

2日間のフィールドワークでは、茂木さんに現地を詳細にご案内して頂きました。気仙沼に対する理解をさらに深めることができました、ありがとうございました。また気仙沼DMO視察では、小松志大さんにも大変お世話になりました。 気仙沼の地域振興へのご指導ありがとうございました。最後に、今回の貴重なフィールドスタディをご準備してくださった黒澤先生、小松先生に心から感謝いたします。